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2014.  4. 17

今,EMの空間に流れているのは美術家小林健二氏の作曲、演奏の「クリスタル」。毎回、展示が終わるとその展覧会にあった音楽を好きに選ぶのですが、イージーリスニングなクラシックかジャズがほとんどで、今展の「森 美樹展」にもキースジャレットを選んでいたのですが、小林ファンの美樹さんの希望で「クリスタル」が流れています。透明なピアノの音が美樹さんのガラス立体の輝きと光に溶け込んで、とてもよくマッチしています。いいですよ!
美樹さんが生みだす作品たちからは彼女の情熱と感性、真摯な仕事ぶりが伝わってきて、大胆なフォルムは強いエネルギーを与えてくれます。小柄で華奢で天使のような人柄の美樹さんからは想像もつかないとても手の込んだ80kgもある作品。自然な流れが美しい小さなオブジェや日常に使うお皿の数々にふれる時間を楽しんでいただきたいと思います。

美樹さんの言葉がとてもいいので、記しますね。

「ガラスは熱を加えると流動的に動きだします。それはまるで内と外が同時に動いているかのようです。冷え固まったガラス(作品)は、「今だけあるかたちをとどめているんだ」と、言っているようで、次の瞬間にはかたちを変え、物質的なものからそうでないところへ行ってしまうのではないかという気がしてしまいます。
制作もそういった感覚の中で行われ、そこで感じる触覚的な感覚は、ある天気のいい日、外に出ているときに感じるものに近いかもしれません。かたちを変え流れ動いてゆく雲の下で浴びる日の光は、ある瞬間、目の前が真っ白になるほどの眩しさを感じることもあれば、からだがひんやりするような暗闇を刻々と感じます。そういうとき、自分の周りに漂う空気を手で掬えそうな錯覚に陥ります。実際には触れられないのだけど、触れられそうと感じてしまう感覚。
ガラスに触れながら光(空気)に触れている感覚に陥っています。」


80kgの作品が存在感を放ちます。        「007」


小さなオブジェや日常使いの数々
       
 
 
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