2014.  7. 19

昨日、山口敏郎展始まりました。普段、EMの展覧会は土曜日始まりなので、明日からですよね。と言うお電話もあったりして。いえいえ、今展は今日からです。という対応です。土曜始まり、というのが定着してきたということでしょうか?
そして、今日、オープニングパーティです。パーティ模様は後日に。


「記憶の船」による壁一面のインスタレーション。魚が泳いでいるようにも見えて、明るくて、楽しい空間になりました。
 
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2014. 7. 11

いよいよ真夏日到来ですね!
若い頃は夏の扉が開くのを待ち遠しく思っていたのですが、近年の暑さにはちょっと、ちょっと、ちょっと........と疲れが出てきますね。
でもでも、EMではそうは言ってられません。山口敏郎氏が夏にはスペインから戻ってらして、日本での里帰り展覧会が開催されるからです。もちろん、EMもその一角をになっていて、毎夏7月に開催です。

30年程もマドリッドにお住まいの山口氏の作品を見ていると、目が眩むほどの太陽に照らされた眺めや地中海に打ち寄せるターコイズブルーの波を思い浮かべ、キラキラと輝いていた夏の頃に戻れるから不思議です。
山口作品の持つおおらかさや、ユーモア、何か新しいものを感じるからだと思います。

山口敏郎展は7/18 (金)から始まりますが、7/19 (土)16:00よりささやかなパーティを準備しておりますので、気軽にご参加下さいね。作家と共にお待ちしてます!


「記憶の船」


 
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2014. 6. 28

水無月には京都の和菓子「水無月」をいただくのが楽しみの一つです。三角形の白いういろうの上に小豆がのっていて、甘さや口あたりがやさしい涼菓で、京都では暑い夏に向かう前にいただく習わしだそうです。いかにも京の風情を感じます。夫の母が京都の出身なので、私も結婚してからは、四季折々の京菓子に馴染んできましたが、この「水無月」は大のお気に入りです!

さて、本題、「水無月によせて」展の作品たちは控えめながら毅然とした声で、詩人がごく普通の言葉で、不思議なきらめきを詠んでいるかのようです。

作品群をご紹介いたしますね。

安芸真奈さんの木版画の作品。左より「花のころ」「やまなし」「散歩」
「やまなし」は宮沢賢治著の短編童話「やまなし」をイメージして創られたそうです。
ちいっちゃな心臓がどきどきしているような、愛らしい作品たちです。


「けはひ 鶚」木版 315×215(mm)


ウチダヨシエさんの木版・シルクスクリーンで創られた、「Fantasia」シリーズ。
華やかで優美な作品ですね。


「水の音」シリーズ   


山本早苗さんの木版とリトグラフで創られた「キューブ」
いろいろ並べ替えて、遊ぶのも楽しい作品です!


「time to time」と「A mist in the forest」









 
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2014.  6. 12

山のふもとの紫陽花はとても綺麗で、四季のある日本をありがたく思います。雨に濡れた紫陽花はさらに生きているかのように美しく、水に濡れた木立や緑の庭には、適度な湿気のある静けさがあり、国吉康雄の「女」を描いた作品を初めて見た時に感じた「湿度」にも通じるような気がします。
「湿気」というと、あまりいい意味には使われないのですが、作品を通してみると、わたしはどうもこの「湿気」を感じる作品が好きらしく、内からじんわりと滲んでくるような湿度のある美に惚れ込むようです。
EMで取り扱っている作家達の抽象作品や立体作品にも流れるような「湿気」を感じます。

6月14日より始まる「水無月によせて- 安芸真奈・ウチダヨシエ・山本早苗」は日本人作家特有の美意識で丁寧に創られたしっとりと美しい版画展です。まさに「水の月」、「水無月」にぴったりの静謐で湿度のある作品群をお楽しみいただければ、幸いです。

ある男性のお客様から、「今度はどんなのですか? 一言で!」と聞かれましたので、「はい、美人女流三人展ですよ。」とお答えしましたら、「作家達がいる時に来ます!」「是非是非 !! 」
(笑)


初日、6/14(土)、16:00よりささやかなパーティーも準備しておりますので、皆様、気軽にご参加下さいね。
今回も食の安全と厳選された食材で人気の高い料理愛好家の築濱則子さんがスナック料理を作って下さいます。
作家達とお待ちしてます!





" New Year " 445×196 (mm)  木版・シルクスクリーン
  ウチダヨシエ


" Wait for the light of the day  915×475 (mm) 木版
  安芸真奈


" time to time "  630×500 (mm) 銅版・木版・リトグラフ・箔
  山本早苗




 
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2014.  5. 29

陽射しも強くなって、汗ばむこの頃です。
水辺のこの辺りにいると、潮風、空の青さが夏の扉を開けるのを強く感じます。
画廊の扉ももっと気軽に、みなさま開けて下さいね。

さて、現在開催中のナカさんの黒い平面作品は半立体のようにもみえますが、ポップで洗練された画面は自然な息ずかいで私たちの心に入ってきて、光や見る方向によって、随分と違ったものに見えます。
晴れた日と雨の日では雰囲気も違って、お客様のそれぞれの見方がなかなか面白く、ハッとさせられる毎日です。
雨の日に来られたお客様が言われた「亀さんに見えますよ!」には、ナカさんも「亀さんですか!」..........。

漆黒の漆のように見える作品や、ブルーやグレーに光るメタリックな作品にも見えて、職人技もひかります。

" through the dark " より











 
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2014.  5. 10

昨日、友人から爽やかな初夏の美しい花便りをいただきました。今夏のテーマは黄色だそうで、彼女の自慢のイエローガーデンの香しいかおりも伝わり、見事なその庭に刺激されて、今朝は私もしっかり、水やり。その上、ポットに入ったままだった日々草も植えてまいりました!さあ〜、これで、夏のホワイトガーデンが楽しみ??????

EMでは5/17(土)〜5/30(金)迄、「ナカシンイチ-through the dark」を開催いたします。今展は5/26(月)だけが休廊日ですので、インプットしていて下さいね。ナカさんは5/17, 18, 30 と在廊されます。

ナカさんのご紹介文に「画業と農業」とキャッチコピーのようにDMやhpに入れていますが、ナカさんは1992年に佐賀大学特設美術科を卒業後、久留米市で農業を営みながら 、制作活動を続けていらっしゃいます。
農業と?なんて言うと、土臭い、緑が萌え?というような作品をそのイメージで思い浮かべる方も多いかと思いますが、ナカさんの描く作品はシンプルでモダンで、ダイナミクスと静けさを感じます。農業と格闘しながらつかんだ確固たる信念のようなものが伝わってまいります。

ナカさんに「画業と農業」についてお話を聞かれるのもいいですね。


" through the dark " より


 
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2014.  4. 17

今,EMの空間に流れているのは美術家小林健二氏の作曲、演奏の「クリスタル」。毎回、展示が終わるとその展覧会にあった音楽を好きに選ぶのですが、イージーリスニングなクラシックかジャズがほとんどで、今展の「森 美樹展」にもキースジャレットを選んでいたのですが、小林ファンの美樹さんの希望で「クリスタル」が流れています。透明なピアノの音が美樹さんのガラス立体の輝きと光に溶け込んで、とてもよくマッチしています。いいですよ!
美樹さんが生みだす作品たちからは彼女の情熱と感性、真摯な仕事ぶりが伝わってきて、大胆なフォルムは強いエネルギーを与えてくれます。小柄で華奢で天使のような人柄の美樹さんからは想像もつかないとても手の込んだ80kgもある作品。自然な流れが美しい小さなオブジェや日常に使うお皿の数々にふれる時間を楽しんでいただきたいと思います。

美樹さんの言葉がとてもいいので、記しますね。

「ガラスは熱を加えると流動的に動きだします。それはまるで内と外が同時に動いているかのようです。冷え固まったガラス(作品)は、「今だけあるかたちをとどめているんだ」と、言っているようで、次の瞬間にはかたちを変え、物質的なものからそうでないところへ行ってしまうのではないかという気がしてしまいます。
制作もそういった感覚の中で行われ、そこで感じる触覚的な感覚は、ある天気のいい日、外に出ているときに感じるものに近いかもしれません。かたちを変え流れ動いてゆく雲の下で浴びる日の光は、ある瞬間、目の前が真っ白になるほどの眩しさを感じることもあれば、からだがひんやりするような暗闇を刻々と感じます。そういうとき、自分の周りに漂う空気を手で掬えそうな錯覚に陥ります。実際には触れられないのだけど、触れられそうと感じてしまう感覚。
ガラスに触れながら光(空気)に触れている感覚に陥っています。」


80kgの作品が存在感を放ちます。        「007」


小さなオブジェや日常使いの数々
       
 
 
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2014.  4. 10

春爛漫ですね。心も軽やかにあちこちをジグザグ歩きをしたくなります。手始めにこの辺りだと水辺の森公園でしょうか。明るい光が風に揺れて、EMの小窓から見える唐楓の木が手招きをしているようです。

明後日、4/12(土)から、森 美樹展「MORI Miki glass works 」が始まります。4/26(土)迄です。
美樹さんの作品はガラス立体。その作品はタフでエネルギッシュで美しく、日常にも使える小さな作品から7, 8Kgもある作品が並びます。彼女自身が岡山から運んできてくれるのですが、私もとっても楽しみです。

美樹さんとの出会いは2009年。EMでもおなじみの美術家、山口敏郎氏率いる "ESPACIO TAO" 主催の長崎市の興福寺で開催された「興福寺国際現代展」で小さな小船のような作品を見たのが最初でした。かわいらしい、キラキラ輝く小さな小船のような立体がたくさん並べてあって、まだ,20代のとても感じのいい美樹さんがどんなに成長していくのかしら?と、楽しみに思ったものでした。そして、昨年,2013年に見た彼女のエネルギー溢れる作品「019」。めざましい成長ぶりとその「気」の高さに見入り、今展を迎える事になったのです。

美樹さんは1980年広島県生まれ、倉敷芸術科学大学卒業。同大学院芸術研究科工芸専攻修了。現在岡山県玉野市に制作拠点をおいています。

初日4/12(土)14:00よりささやかなパーティーをいたします。美樹さんとお喋りを楽しんでもらえたら、幸いです。たくさんの方のお越しをお待ちしてます。
尚、美樹さんは4/12, 13, 26と在廊されます。


                        「019」






 
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2014.  3. 24

陽射しも明るくなって日毎に春らしくなってまいりました。
我が家の庭の勝手に出てくる芽や葉が日に日に増えていってます。野生のポピーや紫欄、名前は知りませんが、可愛らしい黄色の花たち。春をありがとう!

現在、開催中の「渡辺千尋展」より展示作品をご紹介します。

類稀な想像力、中世を彷彿させるイメージ、研ぎすまされたビュランによる流麗な線の渡辺芸術。

「空の森」エングレーヴィング  240×364(mm)


「小さな花」エングレーヴィング 60×55 (mm)


深い闇のなかのわずかな光が美しいメゾチントの作品です。

「一輪(百合)」 カラーメゾチント180×120(mm)


「 柘榴鵺(黒)」 カラーメゾチント 150×220(mm)





 
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2014.  3. 12

いよいよ「渡辺千尋展 - 銅版画の世界」が明後日、3/14(金)より始まります。長崎県美術館の「渡辺千尋の仕事」展に合わせて開催いたします。3/29(土)迄です。
2009年に惜しくも亡くなられた渡辺千尋氏は知る人ぞ知る作家ですので、県美の渡辺千尋展は楽しみにしてらっしゃる方も多いのではないのでしょうか。また、16世紀末に有家のセミナリヨで制作された銅版画「セビリアの聖母」の復刻を手がけられたこともご存知のことと思います。是非是非、県美のすぐ前の当ギャラリーEMにも足を運んでください。

直刻法の中でも熟練した技能を要するエングレーヴィング技法で創作された、希少な作家のとり肌がたつほどに細く鋭い刻線が美しい作品群、ビロードのような深みのある面に瞬間の光が表現されたメゾチントの作品など、じっくりとご覧になられてください。
今日、展示しましたが、「見応えあり」と自己満足です。
春の陽光の下、水辺の森公園辺りのぶらぶら歩きは気持がいいことと思います。





「大地の祈り」カラーメゾチント 320×230(mm)



「日曜日」エッチング 85×53 (mm)


 
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